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フキ(蕗、苳、款冬、菜蕗、学名:''Petasites japonicus'' ( et ) 〔)は、キク科フキ属の多年草。 == 特徴 == 日本原産で、北海道、本州、四国、九州及び沖縄県に分布し、北は樺太から朝鮮半島や中国大陸でも見られる。山では沢や斜面、河川の中洲や川岸、林の際などで多く見られる。郊外でも河川の土手や用水路の周辺に見られ、水が豊富で風があまり強くない土地を好み繁殖する。近縁種は旧世界に広く分布し、ハーブとして利用される。また、幻覚作用の報告されている種もある。 なお、現在、栽培種として市場に出回っている多くのフキは愛知早生という品種であり〔ふき・愛知早生・野菜図鑑 独立行政法人 農畜産業振興機構〕、愛知県東海市が生産量日本一である。 関東地方以北には、2mほどにも伸びる秋田蕗があり、全国的にも有名である。こうした、巨大な蕗は倍数体によるものである。特に寒冷地では牧草地で大繁殖する。家畜が食べないので畜産農家からは嫌われている〔シンジェンタ ジャパン 雑草の話 第9話 フキ属(''Petasites'')について 〕。 アキタブキのうち〔毎日新聞2011年6月28日地方版 〕、北海道・足寄町の螺湾川(らわんがわ)に沿って自生するラワンブキは高さ2-3mに達し、北海道遺産に指定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フキ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Petasites japonicus 」があります。 スポンサード リンク
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