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フクギ
フクギ(福木、学名:''Garcinia subelliptica'')はフクギ属の常緑高木。 == 概要 == 樹高は10-20m。葉は対生で、長楕円形または卵状楕円形で長さ8-14cm。雌雄異株で、花期は5-6月。1.5cmほどのクリーム色の5弁花を葉の付け根に咲かせる。果実は直径3cmほど、3-4個の種子を含む液果で黄色く熟し、クビワオオコウモリ等のオオコウモリ類の餌となる。 フィリピンに分布し〔島袋敬一編著 『琉球列島維管束植物集覧【改訂版】』 九州大学出版会、1997年、207頁、ISBN 4-87378-522-7。〕〔大野照好監修・片野田逸郎著 『琉球弧・野山の花 from AMAMI』 株式会社南方新社、1999年、93頁、ISBN 4-931376-21-5。〕、台湾ではフィリピンと同じ生物圏に属する台東県の蘭嶼、緑島に分布する他、台湾本島にも移入され、植栽されている。日本では沖縄県や奄美群島等で防風林・防潮林として植栽されている。日本のものは帰化(移入)とされている〔「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) 〕が、八重山諸島(石垣島、西表島、与那国島)には自生個体もあるという見解もある〔〔初島住彦・天野鉄夫 『増補訂正 琉球植物目録』 沖縄生物学会、1994年、132頁、ISBN 4-900804-02-9。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フクギ」の詳細全文を読む
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