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フクラスズメ
フクラスズメ(脹雀、学名:)は、チョウ目ヤガ科の昆虫。中型のガで、人家の周辺でも見られる。 和名は、スズメが羽毛を逆立てて冬の寒さに耐える様を「ふくらすずめ」と呼び、丸っこくて毛に覆われたこのガに当てはめたものである。「スズメ」とあるが、鳥類でもスズメガ科でもない。 == 形態 == 成虫の前翅長は3 - 4cmほど。背中側と翅が黒褐色、体の腹側は黄白色をしている。胴が太く、全身に短い毛が密生する。触角は細い。前翅は体より少し大きいくらいで、後翅は前翅の2/3くらいの大きさである。後翅に水色の太い弧状の模様が2本あるが、これは捕えないと観察できない。止まる時は翅を後方へ閉じ、大きな鏃(やじり)のような形になる。 幼虫は細長いケムシで、終齢幼虫では全長7cmに達する。頭といぼ足が橙色か黒色、体側に黒と白の線、背中に白黒の細かい横しま模様がある。
ファイル:Arcte coerula larva.jpg|幼虫。頭部を反らせて威嚇行動をしている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フクラスズメ」の詳細全文を読む
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