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フスバル・アレナ・ミュンヘン : ウィキペディア日本語版
アリアンツ・アレーナ

アリアンツ・アレーナ()は、ドイツミュンヘンにあるサッカー専用スタジアムである。
==概要==

スイスの建築家ユニットであるヘルツォーク&ド・ムーロンの作品。なお「アリアンツ」はドイツ最大の保険会社の名前である。
2006年ドイツW杯の試合会場となり、2004-05シーズンまでオリンピアシュタディオンをホームスタジアムとしていたドイツ・サッカー・ブンデスリーガバイエルン・ミュンヘン1860ミュンヘンのホームスタジアムとして使用されている。UEFAチャンピオンズリーグ 2011-12の決勝戦が開催された。
2005年5月30日、1860ミュンヘン対ニュルンベルクの親善試合で開場、翌日にはドイツW杯を1年後に控えた記念試合としてバイエルン・ミュンヘン対ドイツ代表の試合が開催された。
約370億円を投じて完成したアリアンツ・アレーナの繭のような外観は半透明の特殊フィルムETFE旭硝子製)で覆われておりスタジアム内から景色を眺めることができ、試合開催日はクラブカラーであるバイエルン・ミュンヘンの赤、1860ミュンヘンの青、ドイツ代表戦などでは白にそれぞれ発光する(余談だが、ライティングのブロックは菱形で、白と青に光らせることによりバイエルン州旗を表すこともできる)。
最寄駅は地下鉄U6線の「フレットマニング(Fröttmaning)」駅。立地としてはアウトバーン9号線(ミュンヘン~ライプチヒ~ベルリン線)と99号線(ミュンヘン環状線)のジャンクションのすぐ南西にあり、アウトバーンを運転中にアリアンツ・アレーナのあまりの美しさに見惚れてしまうドライバーが多く、事故が多発しているという。
様々な工夫がなされているスタジアムだが、二つのクラブがホームとしているため芝生の育成と手入れが追いつかないこと、互いにクラブカラーが違うことから無機質な灰色の座席とスタジアムツアーと分けて改札されているミュージアムの問題、そしてバイエルンのホームとしては小規模である一方1860ミュンヘンが使用するには広すぎるといった諸問題を抱えている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アリアンツ・アレーナ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Allianz Arena 」があります。



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