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フットボールリーグ1984-1985シーズンは、フットボールリーグの87回目のシーズンである。ディヴィジョン1はエヴァートンが1969-70シーズン以来15シーズンぶり8度目の優勝を果たした。ディヴィジョン2はオックスフォード・ユナイテッド、ディヴィジョン3はブラッドフォード・シティ、ディヴィジョン4はチェスターフィールドが優勝した。 本シーズンは、イングランドサッカー史上に残る大惨事が2つも発生した非劇のシーズンであった。 1つ目は、1985年5月11日のディヴィジョン3の最終節にブラッドフォード・シティのホームスタジアムで行われたブラッドフォード・シティvsリンカーン・シティ 戦の試合中に発生した「ブラッドフォード・サッカー場火災」で、死者56人・重軽傷者265人を出している。 2つ目は、フットボールリーグのリーグ戦ではなく、前シーズン(1983-84)ディヴィジョン1覇者のリヴァプールが出場した1985年5月29日にUEFAチャンピオンズカップ1984-85決勝のリヴァプールvsユヴェントスの試合前のサポーター同士の衝突がきっかけとなり発生した「ヘイゼルの悲劇」の群集事故である。 上記の惨事は両者とも大変大きな事故であるが、特にヘイゼルの悲劇の事故はイングランドサッカー界に深刻な影響を与えることとなった。欧州サッカー連盟(UEFA)は6月2日、イングランドのクラブの欧州の国際大会出場無期限停止が発表し、イングランドのクラブチームはUEFAチャンピオンズカップ・UEFAカップウィナーズカップ・UEFAカップの舞台から締め出された。結果的に、リヴァプールを除くイングランドのクラブチームは1990-91シーズンより、リヴァプールは1991-92シーズンより欧州の国際大会出場復帰を果たすまでの間、UEFAが主催する国際大会の舞台から離れることになった。 == ディヴィジョン1 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フットボールリーグ1984-1985」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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