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フッ化ビニル : ウィキペディア日本語版
フッ化ビニル[ふっかびにる]

フッ化ビニル(フッかビニル、)は、化学式C2H3Fで記される有機フッ素化合物。無色の気体で、わずかにエーテル臭がある。フッ素樹脂原料の単量体として利用される。
== 製造 ==
1892年にフロンの製造に成功したベルギーの科学者フレデリック・スワルツにより、1901年に初めてフッ化ビニルが製造された。スワルツは亜鉛と1,1-ジフルオロ-2-ブロモエタンから製造したが、工業的にはアセチレンフッ化水素から水銀触媒として2つの経路により製造される〔Günter Siegemund, Werner Schwertfeger, Andrew Feiring, Bruce Smart, Fred Behr, Herward Vogel, Blaine McKusick “Fluorine Compounds, Organic” Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry, Wiley-VCH, Weinheim, 2002. 〕。
:HCCH + HF → CH2=CHF
1,1-クロロフルオロエタンからも得ることができる。
:CH3CHClF → CH2=CHF + HCl
通常は、重合抑制剤としてテルペンが0.2%添加されている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フッ化ビニル」の詳細全文を読む



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