翻訳と辞書 |
フラグミペディウム属[ふらぐみぺでぃうむぞく]
フラグミペディウム属 ''Phragmipedium'' は、ラン科植物の分類群の一つ。パフィオペディルム属によく似ている。洋ランとしての略号は''Phrag.''である。 ==概説== フラグミペディウム属はラン科の多年草である。アツモリソウ亜科に属し、この亜科に共通する特徴である大きな袋状の唇弁を持つ。特に同じ亜科のパフィオペディルム属とは全体に共通する点が多い。分布は大きく異なり、パフィオペディルム属が東南アジアを中心とする一帯を分布域とするのに対して、この属は中南米に分布する。 洋ランとして栽培される。ただし種数は少なく、花もより地味なものが多いことから、パフィオペディルムほどに重視されてこなかった。交配品種も少数ながら存在する。 名前はphragma(分割)とpedilon(サンダル)からなり、子房が三室に分かれていることと唇弁がサンダル状である特徴に由来する〔土橋(1993)p.184〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フラグミペディウム属」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|