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キリスト教民主フラームス(オランダ語:Christen-Democratisch en Vlaams 略称:CD&V)は、ベルギーの政党。オランダ語系のフラマン語圏であるフランデレン地域を基盤とする中道右派・キリスト教民主主義政党である。キリスト教民主フランデレン党、あるいはフラマン系キリスト教民主党、フランデレン系キリスト教民主党 と表記されることがある。 前身はキリスト教人民党(オランダ語:Christelijke Volkspartij 略称:CVP)で、2001年に現在の名称になった。党名改称後に首相としてイヴ・ルテルムを2度、ヘルマン・ファン・ロンパウ(のち欧州理事会議長、通称EU大統領)を1度輩出しているが、政党がフラマン語圏とワロン地域(フランス語圏)に分かれて小党分立の傾向が強い同国ではなかなか政権を長続きさせることができずにいる。2007年には下院である代議院では150議席のうち30議席を中道右派の地域政党である新フラームス同盟との統一会派で獲得し、上院である元老院では71議席(王族を含まない)のうち14議席を新フラームス同盟との統一会派で占めており、上下両院で第1勢力となった。 には単独で参加し、代議院で17議席を獲得して第4党となった。しかし第1党となった新フラームス同盟が与党に加わらないとしたため、各党は連立政権を、ワロン系社会党から党首のエリオ・ディルポが首相となるまで、535日を要した。当初、キリスト教民主フラームスは新フラームス同盟を含まない連立に反対していたとされるが、最終的にディルポ政権に参加した。 2014年の総選挙では代議院で18議席を獲得している。また、2014年現在、元老院では60議席中8議席を占めている。 なお、ヨーロッパレベルでは欧州人民党に、世界レベルでは中道民主インターナショナルに加盟している。またワロン地域のキリスト教民主主義政党である民主人道主義中道派とは密接な関係を有している。 ==脚注== 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キリスト教民主フラームス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Christen-Democratisch en Vlaams 」があります。 スポンサード リンク
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