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フランクス・ワイルド・イヤーズ : ウィキペディア日本語版 | フランクス・ワイルド・イヤーズ
フランクス・ワイルド・イヤーズ(Franks Wild Years〔アルバム・タイトルはFrank's Wild Yearsではなく、アポストロフィーなしのFranksと綴る。ただし、本作の元になった楽曲「ワイルドなフランクの話」の原題はFrank's Wild Years〕)は、トム・ウェイツが1987年に発表したアルバム。 == 解説 == トムは、アルバム『ソードフィッシュトロンボーン』(1983年)収録曲「ワイルドなフランクの話」から派生したミュージカル作品『フランクス・ワイルド・イヤーズ』の脚本と音楽を、妻キャスリーン・ブレナンと共作。トム自身が主演、後に映画監督として活動するゲイリー・シニーズが演出を担当して〔Gary Sinise Biography (1955-) 〕、1986年6月22日にシカゴで初演。本作は、同ミュージカルの楽曲を改めてレコーディングしたもの。伝記本『トム・ウェイツ 素面の酔いどれ天使』の著者パトリック・ハンフリーズによれば、本作は舞台版の完全再現ではないが、「シカゴ公演を想像して楽しむには十分な内容」とのこと〔トム・ウェイツ 素面の酔いどれ天使』(パトリック・ハンフリーズ:著、金原瑞人:訳、東邦出版、ISBN 978-4-8094-0705-5)p.281〕。 アルバム前半(1.-9.)が「ACT I」、後半(10.-17.)が「ACT II」と銘打たれ、「ストレイト・トゥ・ザ・トップ」と「夢見る頃はいつも」はIとIIの両方に登場。トムとグレッグ・コーエンが共作した「ストレイト・トゥ・ザ・トップ」は、コンガ等のパーカッションを多用した「ルンバ篇」と、ジャズ的なアレンジの「ヴェガス篇」の2種類が収録されている。主人公のフランクはアコーディオンを弾くという設定で、アルバム・ジャケットにもアコーディオンが登場し、「コールド・コールド・グラウンド」「トレイン・ソング」では、ロス・ロボスのデイヴィッド・イダルゴがアコーディオンを演奏。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フランクス・ワイルド・イヤーズ」の詳細全文を読む
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