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フランクリン国[-こく]
フランクリン国(-こく、英State of Franklin)は、アメリカ独立戦争終了後間もなく、アメリカ合衆国領土内の分離主義者が建国した自立した国である。国の場所は、後にノースカロライナ邦が合衆国政府に割譲し、テネシー州の一部となった所にあった。フランクリン国はアメリカ合衆国への加盟を公式に認められることはなく、4年後に消滅した。 == ノースカロライナ邦西部の運命 == アメリカ独立戦争が終わった時、独立13植民地を束ねる連合会議は大きな負債に喘いでいたので、1784年4月、ノースカロライナ邦は「連合会議にアレゲーニー山脈とミシシッピ川との間の2,900万エーカー (118,000 km2)の土地を贈与すること」を決議した。 このことは、ナッシュボロ砦を拠点としてカンバーランド川沿いに足場を築いてきたワトーガ地区の開拓者にとって、喜ばしいことではなかった。開拓者は、連合会議が見境も無しにフランスやスペインのような外国に領土を売ってしまうことを恐れた。数ヵ月後にノースカロライナ邦議会は、その土地が連合会議の負債償還には使われない場合を怖れ、土地の贈与を取り消し、ふたたびこの地域の采配権を握った。また、「西部の郡部で判事が裁判所を取り仕切り、1隊の兵士を組織してジョン・セビアがその指揮を執ること」を決めた。"
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フランクリン国」の詳細全文を読む
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