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フランク・S・ベッソン・ジュニア大将級兵站支援艦 : ウィキペディア日本語版 | フランク・S・ベッソン・ジュニア大将級兵站支援艦[ふらんくえすべっそんじゅにあたいしょうきゅうへいたんしえんかん]
フランク・S・ベッソン・ジュニア大将級兵站支援艦()は、アメリカ陸軍輸送科が運用する兵站支援艦(LSV)の艦級。アメリカ陸軍が保有する艦艇としては最大のものである。 揚陸兵站活動(Logistics Over The Shore, LOTS)や低脅威度地域における兵站活動に投入するため、1986年9月19日にまず4隻が発注された。設計面では、オーストラリアのビーチング対応型RO-RO船「フランセス・ベイ」を元にしており、このため商船構造として民間の基準で建造されている。同船と同様、戦車揚陸艦のようにバウドア・バウランプを有する一方、艦尾にもランプを有しており、RO-RO船としての性格も残されている。バウランプ・艦尾ランプはいずれも幅8.23メートルであり、長さはそれぞれ15.2メートルと4.87メートルである。またその直後の車両甲板は975 m²の面積を確保して、816〜1,815メートルトンの車両ないし物資を搭載できる。主力戦車15両を搭載でき、コンテナ搭載能力としては48 TEUとされている〔。 2001年度から2003年度計画で建造された7・8番艦は、全長を12メートル延長した発展型とされている。車両甲板はと大差ないが、搭載量は2,000メートルトン、50 TEUとされており、主力戦車24両を搭載できる。9番艦の建造も計画されたが、2013年現在実現していない〔。 また、1992年4月には、アメリカの軍事援助として、フィリピン海軍向けにバコロド・シティー級2隻が建造された。これらは基本的に本級と同じ設計であるが、艦尾ランプを持たない代わりにヘリコプター甲板を備え、また兵員150名用の居住区を有する点で異なっている〔。
== 参考文献 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フランク・S・ベッソン・ジュニア大将級兵站支援艦」の詳細全文を読む
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