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フランク・モンタニー : ウィキペディア日本語版
フランク・モンタニー

フランク・モンタニーFranck Montagny1978年1月5日 - )は、フランス出身のレーシングドライバー
== 経歴 ==
2001年2003年ワールドシリーズ・バイ・ニッサン(現在のフォーミュラ・ルノー3.5)のシリーズチャンピオン。また、2003年から2005年までルノーF1チームのテストドライバーを務めた。
また、2005年のF1第7戦となったヨーロッパGPでは、ジョーダントヨタのサードドライバーとして金曜フリー走行に出走した。
2006年はレギュラーシート獲得を望んでルノーのテストドライバーを外れ、MF1などと交渉を行ったが不調に終わる。結果、開幕戦・第2戦でスーパーアグリのリザーブドライバーとしてエントリーした後、IRLへの転進が噂されていた。結局、第5戦ヨーロッパGPより再びスーパーアグリのサードドライバーとして契約が決定する。
しかし、レギュラードライバーだった井出有治が前戦のサンマリノGPで接触事故を起こし、FIAからの通告により欠場となったため、急遽代役としてヨーロッパGPでF1デビューを飾ることとなった。その後、井出のスーパーライセンスが剥奪されたため、継続してセカンドドライバーとして参戦することとなり、第10戦アメリカGPまで契約は延長された。さらに第11戦フランスGPがモンタニーの出身国での開催であるため、チームの計らいで引き続きフランスGPも出走した。それ以降については山本左近が第12戦ドイツGPより参戦することになったため、モンタニーはリザーブ兼開発ドライバーとして活動した。
この年はスーパーアグリでの活動と並行してル・マン24時間レースに出走し、WRC王者のセバスチャン・ローブと同じマシンで総合2位に入るという活躍も見せている。
2007年トヨタに移籍し、テスト兼リザーブドライバーを務めた。しかし、2007年シーズンのみでトヨタを去り、再びレギュラーシートを求めてフォース・インディアのテストを受けたが、シート獲得には至らなかった。
2008年チャンプカー最後のレースに参戦し、テスト経験も無いにも関わらず2位表彰台に登る。また、2007-2008年A1グランプリのフランスチームから第9戦中国GP(上海)スプリントレース12位、フィチャーレース8位と第10戦イギリスGP(スプリントレース10位、フィチャーレース5位)に参戦した。(チーム総合3位)
その後、7月からはアメリカン・ル・マン・シリーズアンドレッティ・グリーン・レーシングから参戦している。モンタニー自身このカテゴリーは初参戦ではなく、シリーズがスタートした1999年と翌年の2000年にそれぞれ1レースずつのみではあるが出走した経験がある。第9戦デトロイトでのレースではジェームズ・ロシターとのコンビで初の総合優勝を果たした。
2009年はル・マン24時間レースにプジョーワークスの908 HDi FAPで参戦、3台体制の2台目としてセバスチャン・ボーデ、ステファン・サラザンとのフランス人トリオで挑んで2位に入り、908のワン・ツー・フィニッシュに貢献した。
その後、8月末からインディカー・シリーズにアンドレッティ・グリーン・レーシングから参戦することが発表され、第14戦のインフィニオンでデビューした。この年はインフィニオンのみの参戦となった。
2010年スーパーリーグ・フォーミュラにフランスのFCジロンダン・ボルドーから参戦している。第4戦スペインの第2レースで初優勝を上げた。
2011年以降はル・マン24時間耐久レースのほか、V8スーパーカーシリーズやインディカー・シリーズなどにスポット参戦をしていた。
2014年、新たに開催されたフォーミュラEにおいてアンドレッティ・フォーミュラEチームより参戦したものの、第2戦のマレーシアにおけるドーピング検査コカイン誘導体の陽性反応が出たため、第3戦以降は出場停止となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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