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フランク王国年代記[ふらんくおうこくねんだいき] 『フランク王国年代記』 (、旧称 ''Annales Laurissenses maiores''; ドイツでは通称''Reichsannalen'')は、741年から829年までのカロリング朝フランク王国の歴代諸王の歴史をつづった一群の年代記で〔 ISBN 1-88-496433-8 13-ISBB 978-1-884-96433-6〕〔, ''ARF'' (Monumenta Germaniae Historica 発行本) 〕、カール大帝の在位年間の政治史・軍事史を知る最重要資料のひとつ。続編に、西フランクの『サンベルタン年代記』がある。東フランクの『』もこれを(かならずしも逐語的にではないが)大幅にもちいている。 ==概要== フランク王国年代記は、内部事情に精通するばかりか、外交や法律用語も多くみられ、おそらく宮廷あるいはそれに近い場所で作成されたものとみなされ〔、公的文書の意味合いが強い。その親カロリング的な(カロリング王朝びいきな)性格も、つとに指摘されており〔 PDF 〕、王室にとって不都合な史実は抹消されていることもうかがえる(例えば、818年の項では、この年にルイ敬虔王(ルートヴィヒ王)の甥ベルナルドが反乱にくわわり、目を潰されて死没したという件が記載されていない〔)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フランク王国年代記」の詳細全文を読む
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