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フランスの首相では、フランスにおける首相について記述する。 現代語訳の首相に当たる行政府の長のフランス語名称は以下の通り。 フランス王国 * 1598年 - 1791年 : 首席大臣(仏:principal ministre d'État) * 1624年 - 1791年 : 首席大臣(仏:ministre en chef) フランス共和国・フランス帝国 * 1792年-1815年 : フランス第一共和制・フランス第一帝政 - 設置されず(仏:pas de chef de gouvernement) フランス王国・フランス共和国 * 1815年-1849年 : フランス復古王政・七月王政・フランス第二共和制 - 閣僚評議会議長(仏:président du Conseil)〔「内閣総理」と訳すこともある。〕 フランス帝国 * 1849年-1869年 : フランス第二帝政 - 設置されず(仏:pas de chef de gouvernement) * 1870年 : フランス第二帝政 - 内閣主席(仏:chef du Cabinet) フランス共和国 * 1870年-1871年 : - 国防政府主席(仏:président du gouvernement de la défense nationale) * 1871年-1876年 : フランス第三共和制 - 閣僚評議会副議長(仏:vice-président du Conseil des ministres) * 1876年-1940年 : フランス第三共和制 - 閣僚評議会議長(仏:président du Conseil des ministres) * 1940年-1942年 : ヴィシー政権 - 閣僚評議会副議長(仏:vice-président du Conseil des ministres) * 1942年-1944年 : ヴィシー政権 - 政府主席(仏:chef du gouvernement) * 1944年-1947年 : フランス共和国臨時政府 - 臨時政府議長(仏:président du gouvernement provisoire) * 1947年-1959年 : フランス第四共和制 - 閣僚評議会議長(仏:président du Conseil des ministres) * 1959年以降 : フランス第五共和制 - 首相(仏:premier ministre) == 第五共和政の首相 == 現代(第五共和政)のフランス首相は、共和国大統領の行政権の下に置かれた政府の首長である。国民の直接投票によって選出される大統領に首相の任免権があるが、大統領が任命する場合もあれば、議院内閣制を模倣し国民議会の多数党から選出される場合もある。後者を「フランスの大統領制的議院内閣制」という。大統領と対立する政党から首相が選出される場合もあり、これをコアビタシオン(保革共存)と言う。これによって対立政党間の協調関係が生じることもあれば、深刻な政治的対立も起こり得る。 首相が議会から不信任決議等を出された場合、大統領が議会を解散するか、首相を罷免する決定をおこなう。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フランスの首相」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Prime Minister of France 」があります。 スポンサード リンク
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