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フランス国鉄BB26000形電気機関車 : ウィキペディア日本語版
フランス国鉄BB26000形電気機関車[-こくてつべーべー26000がたでんききかんしゃ]
フランス国鉄BB26000形電気機関車(フランスこくてつべーべー26000がたでんききかんしゃ)は、フランス国鉄 (SNCF) が保有・運行する交直流両用電気機関車である。


== 概要 ==

フランス国鉄では1970年代前半より1980年代中頃まで、いわゆる「ゲンコツ」スタイルの電気機関車であるBB7200形(直流用)・BB15000形(交流用)・BB22200形(交直流用)を大量に製造してきたが、1950年代に製造された旧型の電気機関車を置き換えるべく、「ゲンコツ」形機関車の後継機として開発・製造されたのがBB26000形である。直接的には同じ交直流機であるBB22200形の後継機であるが、事実上、「ゲンコツ」形3系列の後継機とも言える。
製造に際しては、最新のエレクトロニクス技術を使用し、直流・交流の両電源に対応できること、最高速度200km/h運転が可能なこと、単一形式で優等列車の牽引から重量貨物列車の牽引まで幅広く対応できること、保守が容易なことなどが目標とされた。
従来のフランス国鉄の電気機関車の特徴であった、電源方式(直流・交流・交直流)に関係なく車体形状や電気機器を極力統一するような設計は行われず、単一形式で幅広い使用を実現した。
1988年から1998年にかけて、234両(BB26001-BB26234)が製造された。当初は264両が製造される予定であったが、後に30両の製造は取り消されている。
製造はGEC-アルストム(Alsthom)・MTE社である。
車体は「ゲンコツ」スタイルとは大きく変わり、前面を傾斜させた箱型車体となった。塗装はオレンジと灰色をベースにしており、当時のTGVにも通じるものである。
上記の性能目標を実現するため、直流1500Vと単相交流25kV50Hzに対応し、TGV Atlantiqueで本格的に採用された技術でもある三相交流同期電動機を実装している。軸配置は4動軸(Bo-Bo)で、一台車一モーター方式を採用し、定格出力5,600kW、最高速度200km/hを可能としている。これらのことから本機は、"SYnchrone"(同期(電動機))と"BICourant"(2電源)に由来する"SYBIC"の愛称が付けられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フランス国鉄BB26000形電気機関車」の詳細全文を読む



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