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フランス王立アカデミー : ウィキペディア日本語版
アカデミー・フランセーズ

アカデミー・フランセーズ()は、フランスの国立学術団体。フランス学士院を構成する5つのアカデミーの一角を占め、その中でも最古のアカデミーである。
訳語としてフランス翰林院が存在するが、この語が用いられることは極めて稀である。
==歴史==
創立はフランス文学史上、古典主義の時代とされる17世紀で、1626年頃から文学者たちが王室秘書のヴァランタン・コンラール邸で会合を持つようになったのが起源である(コンラールはアカデミー・フランセーズの父とも言われる)。これが宰相リシュリューに認められ、ルイ13世治下の1635年2月10日、正式に設立された。
当初の役割はフランス語を規則的で誰にでも理解可能な言語に純化し、統一することであり、その目的を達成するために辞書と文法書の編纂を重要な任務としていた。このアカデミー・フランセーズによる辞書(アカデミー辞書)は1694年に初版が出版された後、8回(1718年1740年1762年1798年1835年1878年1932年-1935年1992年)の改版を重ね、現在に至っている。また、辞書の編纂以外にも勧告を発することなどを通じてその任務を遂行している。
現代では、アカデミーの役割自体については、必要な変化には柔軟に対処しながら、フランス語の質を維持するというように若干の変化が見られるものの、依然として辞書の編纂は重要な任務のひとつである。また、こうしたフランス語に関する役割以外にも新たな第2の役割が追加された。それはメセナ(学問芸術振興)であり、年間およそ60もの文学賞の授与から、美術界、学術界、文芸界、慈善事業団体、寡婦や障害者世帯に対する金銭的援助、そして奨学金の提供に至るまで様々な形で行われている。2008年には、現フランス学士院総裁ガブリエル・ド・ブロイ(Gabriel de Broglie, Chancelier de l'Institut de France)によって、フランス学士院として初の美術展覧会 La section GRAVURE de l'Academie des Beaux-Arts Expose et recoit ses invitesがEspace Pierre CARDINで、グーテンベルク以来変容し続ける印刷術、書誌学をテーマに開催されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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