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フランス語の限定詞[ふらんすごのげんていことば]
フランス語の限定詞では、現代標準フランス語における限定詞について記述する。限定詞は、冠詞、所有限定詞、指示限定詞、否定限定詞、疑問限定詞、数量詞を含む。フランス語では、名詞ではなくもっぱら限定詞が性、数を示す。 == 機能 == 限定詞は、文脈において名詞句を導入あるいは同定する語であり、名詞句の先頭に置く。形容詞と異なり、複数の限定詞を並べて使うことはできない。フランス語では、名詞句が限定詞を持つことが普通であり、限定詞を持たない名詞句は、特定の前置詞や動詞の後や、成句に限られている。 フランス語の名詞には性があり、男性と女性に分かれるが、語形が必ずしも性を示さない。また単複の違いは一般に表記だけであり、発音上は区別しない。このため、名詞ではなく限定詞が性と数を表示する働きがある。以下に定冠詞の例を示す。 後続の語が母音または無音の h で始まる時は、一般に限定詞は名詞の性によらず同形になる。これは多くの形容詞にも見られる性質である。ただし不定冠詞や否定限定詞は当てはまらない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フランス語の限定詞」の詳細全文を読む
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