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CFPフラン(英語:CFP franc、仏語:franc pacifiqueまたはfranc CFP)は、ニューカレドニア、ウォリス・フツナ、タヒチを含むフランス領ポリネシアの通貨である。 == 概要 == パシフィック・フラン(太平洋フランの意)とも呼ばれる。0.00838ユーロと等価であり、通貨コードはXPF。通用地域はいずれもフランス領である。海外通貨発行機関(Institut d'émission d'Outre-Mer、IEOM)で発行されている。 CFAフランと同じく1945年12月に創設された。これは第二次世界大戦の影響およびブレトン・ウッズ協定によるフランス・フランの価値の低下によるものである。第二次世界大戦中のフランス領太平洋地域はアメリカ合衆国の影響が大きかったこともあり、ドルとの固定為替相場で設定された。1949年9月にはフランス・フランとの固定相場となった。このうち、ニューヘブリディーズ諸島は1969年にオーストラリア・ドルとの固定相場に移行している。CFPフランもユーロとの固定相場に移行した。 「CFPフラン」は1945年制定時には「franc des Colonies françaises du Pacifique(仏領太平洋地域フラン)」の略だったが、後に「Communauté financière du Pacifique(太平洋金融共同体)」「Change Franc Pacifique(太平洋フラン通貨)」などの略とされている場合もあり、公式の呼称は存在しない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「CFPフラン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 CFP franc 」があります。 スポンサード リンク
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