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指板[しばん]
指板(しばん、フィンガーボード、フレットボードとも)は弦楽器の一部分である。ネックの表面に貼られた薄く長い木片で、この上に弦が張られる。演奏時に弦を指板に押さえつける位置を変えることにより、振動長を変え、結果的に音程が変わる。 == フレット ==
指板にはフレットが打たれる場合がある。これは指板上の弦を押さえる位置に、弦に垂直に取り付ける堅い突起である。フレットによって演奏者は弦の同じ位置を押さえることが出来、また、指だけで押さえた場合のような振動の減衰を抑えられる。弓を使う楽器では通常フレットは打たれない。これらの楽器では弓でこすり続けることにより持続的に音を出すため、振動の減衰は問題にはならない。何番目のフレットであるかを容易に確認するため、指板上にはインレイでマークされることが多い。 長期間の使用に伴いフレットは摩耗し、その結果「ビビり」が発生し、楽器は使い物にならなくなる。この問題の解消のためには、フレットの打ち直しが必要となる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「指板」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fingerboard 」があります。
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