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フレドリク・イェンセン : ウィキペディア日本語版 | フレドリク・イェンセン
フレドリク・イェンセン(Fredrik Jensen, 1921年3月25日 - 2011年7月31日)は、第二次世界大戦期のノルウェーの軍人、ナチス・ドイツ武装親衛隊ノルウェー人義勇兵。武装親衛隊に所属したノルウェー人で唯一ドイツ十字章金章を授与された人物。最終階級はSS中尉(SS-Obersturmführer)〔Patrick Agte "Europas Freiwillige der Waffen-SS"(Munin Verlag, 2000)p63〕。 == 大戦初期 ==
1921年3月25日、フレドリク・イェンセンはノルウェー王国の首都オスロに生まれた。父親クリスティアン・ペル・イェンセン(Christian Per Jensen)は機械職人であった〔。 1936年、イェンセンはヴィドクン・クヴィスリング主宰のファシズム政党「国民連合」(Nasjonal Samling)に加入し、1940年には国民連合の準軍事組織「ヒルト」(Hird)に参加した。なお、1940年4月にナチス・ドイツが北欧侵攻(ヴェーザー演習作戦)を開始すると、(混乱に乗じてクヴィスリングの国民連合はノルウェーの全権掌握を宣言したが)イェンセンはノルウェー国防軍に志願入隊してドイツ軍に立ち向かった〔。 ノルウェーの戦いが終結してから約1年後の1941年4月4日、当時20歳のイェンセンは「現代的なヨーロッパ軍」であるナチス・ドイツ武装親衛隊に志願入隊した。基礎訓練を終えた後の1941年7月8日にはSS「ライヒ」師団SS「デア・フューラー」連隊に配属され〔、東部戦線に従軍。1941年末のモスクワの戦いでイェンセンは負傷したが、遠くから街の外観を視認することが出来るほどモスクワに近づいたごくわずかなノルウェー人のうちの一人となった。
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