翻訳と辞書
Words near each other
・ フレネシ
・ フレネシ-愛じゃない、それは熱-
・ フレネミー
・ フレネミー -どぶねずみの街-
・ フレネミー 〜どぶねずみの街〜
・ フレネミー ~どぶねずみの街~
・ フレネミーズ
・ フレネル
・ フレネルの式
・ フレネルレンズ
フレネル回折
・ フレネル式
・ フレネル方程式
・ フレネル積分
・ フレネ・セレの公式
・ フレネ・セレ標構
・ フレネー
・ フレネ=セレ標構
・ フレパ
・ フレパー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フレネル回折 : ウィキペディア日本語版
フレネル回折[―かいせつ]

フレネル回折 (―かいせつ、Fresnel diffraction) とは、オーギュスタン・ジャン・フレネルの提唱した計算法により導出できる回折現象のことである。
== 定義 ==
回折はホイヘンス=フレネルの原理によって球面波の包絡線の一部であるとされてきた。しかし、この原理だけでは回折する光の強度分布を導出することができない。フレネルは回折を干渉の一部と考えることにより計算が可能であることを示した。
の平面波が開口関数 (開口部を 1, 遮蔽部を 0 とした関数) ''f''(''x'', ''y'') の開口部を通って、距離 ''R'' だけ離れたスクリーンに照射されるとき、スクリーンにおける振幅分布 ''u''(''x''′, ''y''′) は開口部を通る光波の積分で表される。すなわち、
:u(x',y')
=\frac \iint \frac e^ dx\,dy
となる。フレネル回折は開口部の大きさがスクリーンまでの距離に対して十分小さいときのものを指す。具体的には、
:R^3 \gg \frac^2
であるときをさす。このとき、スクリーンにおける振幅分布 ''u''(''x''′, ''y''′) は最初に出た式を用いて、
:u(x',y')
=\frac e^ \iint f(x,y) e^ dx\,dy (3)
と表される。これがフレネル回折の式となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フレネル回折」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.