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フーグスティーン型塩基対 : ウィキペディア日本語版 | フーグスティーン型塩基対[ふーぐすてぃーんがたえんきたい]
フーグスティーン型塩基対は塩基対のパターンの一つである。2つの核酸塩基が主溝に面した2本の水素結合によって結合する。ピリミジン塩基のN3位から供与された水素の受容体が、ワトソン・クリック型塩基対ではプリン塩基のN1位だが、このタイプの塩基対ではN7位となっている。 == 沿革 == ジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックがDNAの二重らせんモデルを提唱してから十年後、Karst HoogsteenはA・T塩基対アナログの結晶構造の結晶構造がワトソン・クリックのものと異なることを報告した。これはG・C塩基対でも確認され、フーグスティーンはこの塩基対がDNAに存在していた場合、二重らせんの形状は全く異なるものになることを指摘した。だが、この塩基対が天然に見つかることは稀である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フーグスティーン型塩基対」の詳細全文を読む
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