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ブザービーター(buzzer beater)はバスケットボール用語の一つで、ピリオドや試合の終了直前に放たれ、ボールが空中にある間に残り時間が0となり、ゴールに入るショットの事を指す。まるでゴールによってブザーが鳴らされたように感じられることからこの呼名がある。 == 概要 == バスケットボールにおいては、サッカー等におけるロスタイムの概念がない。実際の試合では、各ピリオド開始からのランニングタイム(ファウル等で時計が一時停止する時間を除いた正味の試合時間)が10分を経過し、各ピリオドの残り時間が0.0秒となると、テーブルオフィシャルズからピリオドの終了を告げるブザー等のシグナル音が発せられ〔FIBA公式ルール9.8〕〔試合終了時以外にも、24秒ルール(ヴァイオレイションの項を参照)を告げる際にもブザー等が発せられる。この場合も24秒直前のシュートは有効となる。〕、その瞬間にボールデッドとなりピリオドが終了する〔FIBA公式ルール10.3〕。最終ピリオドでも同様で、同点で延長ピリオドが行われない限りその瞬間に試合が終了する。 ただし、ピリオド終了直前(すなわちブザーが鳴る前)にゴールに向かってボールが放たれ、ボールが空中にある瞬間にブザーが鳴った場合、そのボールは空中にある間有効であり、それがバスケットを通過してゴールとなった場合はその得点は有効とされるルールがある〔〔FIBA公式ルール10.4〕。このため、プレーヤーはピリオドの終了時には自分がどんな位置にいても(仮にそれが相手コートのバスケット下など、バスケットから遠く離れた位置であっても)とにかくシュートすることが多く、ブザーが鳴りながらボールがバスケットに吸い込まれるシーンが見られる。これが「ブザービーター」である。 試合が拮抗している時など、試合終了時のブザービーターが決まるか否かで試合結果が左右されることも多く、バスケットボールにおいて印象的となるプレーの一つである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブザービーター」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Buzzer beater 」があります。 スポンサード リンク
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