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ハビエル・ブストー
ハビエル・ブストー(Javier Busto 「ハヴィエル」「ブスト」とも表記される。1949年 - )は、スペインのバスク州ギプスコア県オンダリビア生まれの作曲家・合唱指揮者。 == 略歴 == オンダリビアに生まれる。幼い頃に聖歌隊に所属し、ソプラノソロを歌っていた。バリャドリード大学では医学を学び、やがて内科医となるものの、作曲を独学で習得。作品は合唱曲がほとんどであり、その多くは混声合唱、女声合唱のための宗教音楽である。彼の楽譜は、バスク国にあるBustovegaというブストー作品専門の出版社をはじめ、アメリカ、イギリス、ドイツ、スウェーデンでも出版されている。歌詞の言語にはラテン語の他、バスク語、英語、スペイン語などが使われている。 また、アーウィン・リストの下で合唱指揮法を学び、合唱指揮者としても活躍している。1995年にはカンタ・カンテムス合唱団(Kanta Cantemus Kuroa)を設立し、自作の録音活動を行っている。 日本では、1990年代後半から彼の作品が演奏されはじめた。1997年には神戸中央合唱団の委嘱を受けて、混声合唱とクラリネットのための「Missa pro defunctis 死者のためのミサ」を作曲し、それ以来、たびたび日本の合唱界に関わっている。2000年、2002年には「東京カンタート」に招かれた。「Missa pro defunctis」は阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼するために書かれており、歌詞にはラテン語の他、『古事記』からの一節が日本語のまま使用されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハビエル・ブストー」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Javier Busto 」があります。
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