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ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群 : ウィキペディア日本語版
ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群[ぶどうきゅうきんせいねっしょうようひふしょうこうぐん]
ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(ぶどうきゅうきんせいねっしょうようひふしょうこうぐん, ''S''taphylococcal ''S''calded ''S''kin ''S''yndrome:''SSSS'' )とは、傷口に黄色ブドウ球菌が進入し、それが生み出す毒素が皮膚全体を侵し、広範な熱傷様の表皮の剥離を起こす危険な疾患である。
== 症状 ==
#風邪症状が出て36~38度の微熱が発生し目鼻口の周りに発赤現れる。
#1~2日中に赤部位が糜爛(びらん)し黄色い瘡蓋(かさぶた)が付着する。
#眼脂がみられ、口の周りの痂皮に放射状亀裂が出るのが特徴。
#頚部、肘窩、腋窩、そけい部に猩紅熱様の紅斑が出現し、接触痛を伴うため身体に触れられることを嫌がるようになる。半数弱の患者の紅斑部位をこすると、表皮がずるりと容易に剥離する(ニコルスキー現象)。ニコルスキー現象は年少者ほど著明で、軽症では認められない。
#生後1ヵ月以内の新生児が発症したときにはリッター新生児剥脱性皮膚炎と呼ばれ、重症となる。
#約10日後に全身の紅斑は消失し、頚部より手足に向かって皮膚がむけはじめ(こぬか様落屑)、3~4週で治癒する。
#経過中に脱水、食欲不振など全身症状もみられる。
#まれに成人にも起こるが、何れも免疫低下症例に発症し肺炎敗血症などを併発し、極めて重篤な状態となり予後不良である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群」の詳細全文を読む



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