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ブラゾス川[ぶらぞすかわ]
ブラゾス川()は、アメリカ合衆国のテキサス州最大の川。ニューメキシコ州カリー郡のブラックウォーター谷にある水源からメキシコ湾の河口までの全長は2060kmで、全米では11番目に長い川である。流域面積は11.6万平方キロ。初期のスペイン人探検家らは「神の腕の川」 (Rio de los Brazos de Dios) と呼んだ。 == 地理 == ブラゾス川の本流は、リャノ・エスタカードの高原を源流とするソルト・フォーク川とダブル・マウンテン・フォーク川の合流点からはじまり、テキサス州中央部を1350kmにわたって流れる。上流部の主な支流にはもうひとつ、アビリーン付近を通り、グラハムの近くで合流するクリア・フォーク・ブラゾス川がある。下流部の主な支流にはボスキー川、リトル川、イェグア川、ノラン川、ナバソタ川などがある。 初めはダラス-フォートワースに向かって東に流れた後、南に方向を変えてウェーコやベイラー大学のキャンパスを横切り、カルバート付近まで南下、ブライアンやカレッジステーションを通過し、それからフォートベンド郡リッチモンドを流れ、フリーポートの南の沼沢地でメキシコ湾にそそぐ〔。 本流はウェーコの北にある3箇所のダムでせき止められており、それぞれポッサム・キングダム湖、グランベリー湖、ホイットニー湖を形成している。このうち1950年代中ごろに建設が計画され、最も遅い1969年に完成したグランベリー・ダムは、ジョン・グレーブスが著書 ''Goodbye to a River'' をあらわすきっかけとなった。ウェーコ下流の町外れ、ベイラー大学の端にも小規模な市営のダム(レイク・ブラゾス・ダム)があり、その人造湖は地元でブラゾス湖と呼ばれている。このほか、主なものだけでも19の貯水池が川沿いにある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブラゾス川」の詳細全文を読む
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