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ブラントフォード : ウィキペディア日本語版
ブラントフォード

ブラントフォード()は、カナダオンタリオ州南西部に位置する地方行政区のひとつ。ブラント郡に属していたが分離され、単一層自治体に格上げされた。グランド川Grand River)が市内を流れている。
==歴史==
市の歴史は1784年ジョセフ・ブラント首領と6つの先住民族がニューヨーク州からカナダに入植してきたことに始まる。彼らは王党派への忠誠心を称えられて、グランド川周辺の広大な土地が与えられた。モホーク族(Mohawk)の入植地は現在の市の南端に位置した。ブラントらはグランド川を超え、この土地はブラントの浅瀬("Brant's ford")と呼ばれるようになった。1847年にヨーロッパからの入植が始まり、川の上流にある浅瀬にできた村がブラントフォードと名付けられた。
そして、1877年には市制が施行された。
20世紀前半、一時は州内第3位の規模をもつ大都市として栄え、カナダ国内において重要な産業都市のひとつであった。グランド川の航行可能な最深部に位置し、オンタリオ州南部における鉄道の拠点であったこともある。水運と鉄道による交通網が都市の発展を支え、農業機械や器具を生産する企業が育ち、この分野の産業が経済発展に大きく寄与した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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