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ブリッツガンダム(BLITZ GUNDAM)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場する、モビルスーツ(MS)に分類される架空の有人式人型ロボット兵器の一つ。「ブリッツ」はドイツ語で「電撃」を意味し、更に「ガンダム」にはバクロニムが設定されており「BLITZ General Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver Synthesis System」とも表記される〔『MGブリッツガンダム』付属のデカールを参照。〕。 メカニックデザインは大河原邦男。 本項では、関連作品に登場する派生機についても解説する。 == 機体解説 == 人型機動兵器「モビルスーツ」(MS)のひとつ。「地球連合軍」が開発した5機の試作機の1機だが、敵対国家である「プラント」の軍隊「ザフト」に強奪され、ザフトパイロットの一人「ニコル・アマルフィ」の搭乗機となる。黒を基調としたカラーリングが特徴で、機体を透明化する特殊なステルスシステムを搭載している。 地球連合加盟国の1つ大西洋連邦が、オーブ連合首長国公営企業モルゲンレーテ社の技術協力を受け、オーブ管轄の資源コロニー「ヘリオポリス」で極秘開発した5機の試作型MS(G兵器 / 前期GAT-Xシリーズ)の1機。 本機は「ブリッツ(ドイツ語で電撃)」のコードネームのとおり、敵陣深くへの電撃侵攻を目的として開発された。右腕の攻盾システム「トリケロス」を初め、他の系列機には無い特殊兵装を試験的に装備している。「フェイズシフト装甲(PS装甲)」の採用による高い防御力に加え、X100系のノーマルフレームに特殊機能を加味したX200番台の特殊改装フレームを採用し、新機軸の光学迷彩(光学的ステルス)システム「ミラージュコロイド」を搭載する。但し連続使用には85分の限界時間があり、更に展開中はフェイズシフト装甲の併用が不可能となる為、著しく防御力が低下する。本作の設定では熱源探知による機体位置の特定が可能なため、ミラージュコロイド展開時は慣性移動以外は出来ない事になる。加えて、後述するように武装が右腕に集中している(他機が搭載しているイーゲルシュテルンすら装備していない)事の弊害もある。 開発元の地球連合軍では制式量産化は見送られたが、ミラージュコロイドによる隠密性は十分実証されており、後にNジャマーキャンセラーを入手したことで核エネルギーを追加してエネルギー問題を解決し、移動の問題も部分的にクリアしたNダガーN(ただし、開発元は105ダガーベース)や発展機が登場、非公式部隊での運用のため少数生産が行われている。他、外部組織によりコピー機が20機前後生産されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブリッツガンダム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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