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ブルガリア正教会[ぶるがりあせいきょうかい]
ブルガリア正教会(ブルガリアせいきょうかい)は、世界の正教会とフル・コミュニオンの関係にある独立正教会の一つ。ブルガリアを中心にブルガリア人の間で信仰されている正教会の一組織である。 == 概要 == 正教会は一カ国に一つの教会組織をそなえることが原則だが(ブルガリア正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、日本正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉している訳では無く、同じ信仰を有している〔OCA - Q&A - Greek Orthodox and Russian Orthodox - Orthodox Church in America のページ。〕。 スラヴ系教会のなかでは最も古く独立正教会となった(9世紀末に成立)。ブルガリア王ボリス1世のキリスト教への改宗に起源を持ち、927年、次代の王シメオン1世の指導下にコンスタンディヌーポリ総主教座から独立した正教会が確立された。 現在、ブルガリア国内に約650万人、他のヨーロッパ諸国や北米に100万から200万人の信徒を持つ。現在の最高指導者はマクシム総主教で、1971年に前任者の死没に伴って総主教に選出された。マクシム総主教は2009年12月現在で、全世界の正教会で最も高齢の首座主教である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブルガリア正教会」の詳細全文を読む
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