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ブルンジ王国[ぶるんじおうこく]
ブルンジ王国(ブルンジおうこく、、)は、16世紀頃(1680年という説もある)から1966年まで存続した中部アフリカの国家。現在のブルンジに相当する領域に成立していた。王朝がいつ頃から始まっていたかは定かでないが、16世紀に成立したとの伝承も存在する。 == 歴史 == 現在のブルンジに相当する地域には、古くから先住民族の部族長による支配体制が確立していた。しかし、1884年にドイツ帝国の侵攻を受け、その植民地(ドイツ領東アフリカおよびドイツ植民地帝国を参照)となり、白人の支配を受けるようになる。ただし、伝統としての王朝の系譜が途切れることはなかった。 1918年、ドイツの第一次世界大戦における敗戦の結果、隣国のルワンダとともにルアンダ=ウルンディとして再編され、ベルギー領になる。長く苦しい植民地支配の末、第二次世界大戦後に民族自決の機運が高まり、1962年にムワミ(国王)を元首とする伝統的な国家体制のもと独立した。 しかし、クーデターが頻発するなど国情は安定せず、1966年に最後のムワミが廃位され、ミシェル・ミコンベロを指導者とする共和国として再出発する。だが、少数派のツチ族による支配に不満を持つ多数派のフツ族が1972年に大規模な反乱を起こし、約1万人のツチ族を殺害する事件が発生した。その後もクーデターによってジャン=バティスト・バガザが政権を奪取し、軍事独裁を開始するなど政情不安が続いた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブルンジ王国」の詳細全文を読む
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