|
ブルース・ハースト(Bruce Vee Hurst , 1958年3月24日 - )はアメリカ・メジャーリーグで活躍した投手。左投左打。 アメリカ合衆国ユタ州セントジョージ出身。 == 人物・来歴 == 絶妙のコントロールの持ち主で、右打者の内角をえぐる速球にカーブ、スライダー、フォークボールを得意球としていた。 4月12日にレッドソックスでメジャーデビュー。に先発ローテーションに定着し、12勝をあげる。レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークは、「グリーン・モンスター」があるとはいえ左翼が狭く、左投手には不利な球場だが、それでも好成績をあげ、からの3年間で46勝27敗の好成績をマーク。 1986年には13勝8敗、防御率2.99でチームのワールドシリーズ出場に貢献。 ニューヨーク・メッツとのワールドシリーズではエース格で、第1戦、第5戦に先発し、いずれも勝利投手となった。第5戦に勝って3勝2敗とリード。そのままレッドソックスが勝てばシリーズMVPも濃厚であったが、第6戦ではメッツがビル・バックナーのトンネルエラーで勝利を収め、雨天で1日順延となった第7戦にハーストが中3日で先発。5回を終わって3-0とリードも、6回に捕まり同点に追いつかれ降板。その後メッツが逆転勝利を収め、レッドソックスの68年ぶりのワールドチャンピオンはならなかった。 15勝をマークしたにはキャリア唯一のオールスター出場を果たす。自己最多の18勝をマークしたオフにフリーエージェント(FA)でサンディエゴ・パドレスに移籍。 パドレス移籍後も活躍し、とはいずれも15勝を挙げる。5月18日にはメッツのドワイト・グッデンと投げ合い、1安打完封勝利をおさめた。このシーズンも14勝をあげたが、シーズン終盤に肩の故障を発症。以後は精彩を欠き、7月にその年拡張されたコロラド・ロッキーズに移籍。 翌はテキサス・レンジャーズに移籍するが6月18日の登板を最後に現役を引退した。 公式戦の成績は下記の通りだが、ポストシーズンでは7試合に登板し、3勝2敗、防御率2.29の成績を収めた。 に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシックでは、ジム・ラフィーバー監督(元ロッテ)の下、中国ナショナルチームの投手コーチを務めた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブルース・ハースト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|