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ブルース・フレーザー
ブルース・オースティン・フレーザー(Bruce Austin Fraser、1st Baron Fraser of North Cape 1888年2月5日-1981年2月12日)は、イギリス海軍の軍人。海軍元帥、初代フレーザー・オブ・ノース・ケープ男爵、GCB、KBE。第二次世界大戦当時のイギリス海軍の上級司令官の一人である。第二次世界大戦終了時にイギリス太平洋艦隊司令長官の任にあり、アメリカ戦艦ミズーリ上での日本の降伏文書調印の際、イギリス代表として降伏文書に署名した。 == 海軍における初期の経歴 == フレーザーは1904年1月15日に士官候補生としてイギリス海軍に入隊した。新人士官としてフレーザーは、軍において頭角を現す可能性をすぐに見せ始め、1907年3月から1908年12月までの中尉〔イギリス海軍には少尉という階級がなく、中尉(Sub-Lieutenant)が士官の最下位の階級である。〕としての過程をすべてトップクラスで通過した。すなわち、1907年3月15日に中尉となったフレーザーは、1908年3月15日には大尉となっていた。これらの時期は概ね海峡艦隊と地中海艦隊で費やされた。1910年8月に本国艦隊に戻ると、翌年7月末まで偵察巡洋艦ボーディシアに勤務した。1911年7月31日、フレーザーはHMSエクセレント(地上施設。ポーツマス港のホエール島にある海軍砲術学校)に入り、砲術のスペシャリスト士官として道を究めるための長い経歴を歩み始めた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブルース・フレーザー」の詳細全文を読む
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