|
ブルース・ブエノ・デ・メスキータ(Bruce Bueno de Mesquita、1946年11月24日 - )は、アメリカ合衆国の政治学者。アメリカ政治学界を代表する研究者の一人である。当初比較政治学者として出発したが、国際政治研究に早くから数理・計量手法を取り入れ、多くの成果をあげた。主要な業績に、期待効用理論による戦争研究、民主的平和論の数理的基礎付け、selectorate理論の提唱および関連データセットの構築など。 ニューヨーク市立大学クイーンズ校を卒業後、ミシガン大学で修士号と博士号を取得。ミシガン州立大学助教授、ロチェスター大学准教授・教授を経て、現在、スタンフォード大学フーヴァー研究所フェロー(1986年-)およびニューヨーク大学政治学部教授(2001年-)。 数多くの後進研究者を育てたことでも知られ、ロチェスター時代にジェームズ・モロー、アラスター・スミス、スタンフォード時代にジェームズ・フィアロン、ケネス・シュルツ、ラリー・バーテルズといった錚々たる研究者を指導した。息子のイーサン・ブエノ・デ・メスキータも政治学者である。 なお、彼の名字は「メスキータ」でも「デ・メスキータ」でもなく、「ブエノ・デ・メスキータ」が正しい。口語では、BdMと略称することも多い。 == 著書 == === 単著 === * ''Strategy, Risk and Personality in Coalition Politics: the Case of India'', (Cambridge University Press, 1975). * ''The War Trap'', (Yale University Press, 1981). * ''Principles of International Politics: People's Power, Preferences, and Perceptions'', (CQ Press, 2000, 2nd ed., 2003, 3rd ed., 2006). * ''The Trial of Ebenezer Scrooge'', (Ohio State University Press, 2001). * ''Predicting Politics'', (Ohio State University Press, 2002). * ''The Predictioneer's Game: Using the Logic of Brazen Self-Interest to See and Shape the Future'', Random House, 2009. * 『ゲーム理論で不幸な未来が変わる!―21世紀のノストラダムスがついに明かした破綻脱出プログラム』(田村源二訳、徳間書店、2010年) *''Prediction: how to see and shape the future with game theory'', Vintage, 2010. 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブルース・ブエノ・デ・メスキータ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|