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ブレッドボード(英:breadboard, protoboard)とは、電子回路の試作・実験用の基板のことである。 == 概説 == ブレッドボードとは、電子回路の試作・実験用の基板(土台)のことである。試作、実験、評価などに用いる。 ブレッドボードの中でも、特にはんだ付けが不要なタイプ(各種電子部品やジャンパ線を差し込むだけで電子回路を組むことの出来る、はんだ付けが不要な基板)を指す場合は、英語では「solderless breadboard ソルダーレス・ブレッドボード」と言うが、日本語で(アマチュアの電子工作愛好家が)「ブレッドボート」と言う時は、しばしばこのsolderless breadboadを指している。〔1970年代には英語では、はんだづけしないものは 「solderless breadboard ソルダレス・ブレッドボード」と呼ばれていたが、最近では、はんだづけがないものが一般的になってきて他のタイプはめっきり減ったので、英語でも単に「breadboard」と呼ぶことが多い。ただし、歴史的経緯もふまえると、単に"breadboard"と言った場合、「試作用基板」全般を指しうるのであって、初期の「板に自力で釘を打ち付けたもの」から「基板からあらかじめ金属端子が多数突き出ていて線を巻きつけるもの」、さらに広義にはユニバーサル基板なども含むことになる。(2010年代の)日本のアマチュア工作の世界では「ブレッドボード」と言うと、穴に素子やワイヤーを差し込むタイプ( solderlessタイプ)をもっぱら指していることが多い。が、英語圏では"solderless"を付けずに単にbreadboardと言うと、「はんだづけ抜き」だけに限らず、はんだづけが必要なものも含めて、漠然と指しうることになる。〕 ;歴史・語源 「ブレッド」の語源は、1970年代、真空管時代に、アメリカの台所用品として雑貨屋で売っていた、パン生地をこねるための木の板(日本で言えば「まな板」のような調理板)を何枚も買ってきて、それに、部品を取り付けるための釘(中継ラグ端子)を打って、そこに部品や配線をハンダ付けしたり、線を巻きつけることで接続して、回路に関するアイデアについて試行錯誤を行った、ということに由来する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブレッドボード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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