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ブレニリ原子力地区 : ウィキペディア日本語版
ブレンニリス原子力地区[ぶれんにりすげんしりょくちく]

ブレンニリス原子力地区フランス語Site nucléaire de Brennilis)は、フランス共和国フィニステール県ブレンニリス:fr:Brennilis)とロックフレ:fr:Loqueffret)の近傍に所在する原子力関連施設。かつては原子力発電所であった。施設はサン=ミシェル貯水池:fr:Réservoir de Saint-Michel)の東岸にあり、ブレストの東45kmロリアンの北西80kmに位置している。
== 歴史 ==
原子力庁主導により実験原子炉の建設は1962年に開始された。形式は低濃縮ウランを燃料とし、重水と冷却された二酸化炭素を用いたガス冷却重水炉(HWGCR)で、7万kWの発電能力があり、1966年12月23日には原子炉の大部分は完成し〔Monts d'arrée EL4 D (Brennilis) 〕、1967年7月9日から運転を開始する。
しかし、1971年に政府はアメリカ合衆国で開発された加圧水型原子炉を主力原子炉とすることを公表し、以後のフランス国内の原子炉技術の方向性が定まった。
1975年8月15日、2度の爆発でタービンが小破し、多数の窓ガラスや電話機が破壊された。これについて過激派のブルターニュ解放戦線:fr:Front de libération de la Bretagne)が犯行声明を出す。
1979年にもブルターニュ解放戦線=ブルターニュ革命軍:en:Breton Revolutionary Army)によって発電所入り口にあった送電鉄塔2本が破壊される。これはテロリストによって原子力発電所が操業を停止した最初の事例となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Brennilis Nuclear Power Plant 」があります。



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