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銅像(どうぞう)とは、神仏、人、動物などを模して銅で作られた像、および彫刻のことである。 == 製法 == 銅像の代表的な製法は、鋳造法である。材料は主に青銅(ブロンズ)が用いられる。ここでは例として大仏の鋳造法(砂型鋳造法)について説明する。 # まず木や石、粘土などで型となる像を作り、乾燥させた後に雲母の粉を塗布する。 # その上から再び粘土を重ね、再び乾燥させる。 # 重ねた粘土を切り分けて剥がし、原型となる像の表面を5~6cm削る。このときに出来た隙間に銅が流し込まれる。 # 下から順に切り分けた粘土を戻し、戻した部分を盛り土で固める。外からは原型が徐々に土に埋まるように見える。 # 隙間に溶けた銅を流し込み、冷えて固まったら再び切り分けた粘土を重ねて土で固める。 # 上記の手順をすべての像が土の中に埋まった状態になるまで繰り返す。 # 土と表面の粘土を取り除き、表面を磨いたりして成形したら完成。仏像の場合は、さらに鍍金して金銅像(金銅仏)とすることが多い。 それ以外にも吸引鋳造法やガス型鋳造法などがある。 『日本の銅像完全名鑑』にも、計画の段階からの造り方の図解、値段の目安、取材協力した「株式会社竹中銅器」「株式会社梶原製作所」などが書かれている。〔日本の銅像完全名鑑〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「銅像」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bronze sculpture 」があります。 スポンサード リンク
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