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ブーテース ブーテース()は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してブテスとも表記される。 アポロドーロスでは、アルゴナウタイの一人としてテレオーンの息子が挙げられているが、これとは別にアテーナイ王パンディーオーンの息子もいる。以下でそれぞれについて記述する。 == テレオーンの息子 == テレオーンと河神エーリダノスの娘ゼウクシッペーの息子。アテーナイの養蜂家で、イアーソーン率いるアルゴナウタイに参加した。コルキスからの帰途、セイレーンの島近くをアルゴー船が通ったときに、オルペウスがセイレーンの歌に対抗して歌ったが、ひとりブーテースのみは泳ぎ去ってしまった。女神アプロディーテーがブーテースをさらってリリュバイオン(現シチリア島)に住まわせたという。アプロディーテーとの間に息子エリュクスがあり、エリュクスはシチリア島の王となったが、ヘーラクレースにレスリングを挑んで殺された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブーテース」の詳細全文を読む
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