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ブーメラン効果 : ウィキペディア日本語版
ブーメラン効果[ぶーめらんこうか]

ブーメラン効果(ブーメランこうか)、あるいはブーメラン現象(ブーメランげんしょう)とは、物事の結果がブーメランの飛行軌道のようにその行為をした者に(主に負の)効果をもたらす現象のこと。また、ブーメランのように、一度離れたはずの出発点に戻ってきてしまう現象のこと。本来ならばブーメランが手元に戻ってくることは利点であるが、この場合は投げた自分が受け損なったブーメランの打撃を受けてしまうという連想から来ていると思われる。
== ブーメラン効果の用法 ==

* 経済学で、発展途上国に移転した生産技術が、それを供与した先進国市場を脅かす結果となる現象。
* 心理学で、説得者が被説得者の態度・意見と同じことを主張した時に、被説得者が説得者の説得方向とは送方向に自らの態度・意見を変化させる現象。個人対個人の説得のみならず、マスメディアや企業、政治団体などが大衆を説得する時にも生じる。
* 刑法学で、誤想防衛などの処理において、一旦構成要件段階で認められた故意責任段階で阻却され、さらに過失犯を構成要件から検討することになる現象。
* 著名人が何かの失言やスキャンダル追及行動を起こすと、直後にそれと同等かそれ以上のスキャンダルが、発言者自身に発覚し、追求を仕掛けたほうが苦境に陥ることを意味する造語インターネットスラング)。類似例として、政党のスキャンダルを追及する新聞社や放送局の社員が同等、または類似したスキャンダルに関与していた場合や、競合する他社の不祥事(捏造や誤報など)を批判する社や局にも、同様の問題が発覚するような例をさすこともある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ブーメラン効果」の詳細全文を読む



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