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プサマテー()は、ギリシア神話の女神、あるいは女性である。長母音を省略してプサマテとも表記される。 *ネーレーイデスの1人 *クロトーポスの娘 の2人がいる。以下に説明する。 == ネレイデスの1人 == このプサマテーは、ネーレウスとドーリスの娘たち(ネーレーイデス)の1人で〔ヘーシオドス『神統記』260。アポロドーロス、1巻2・7。〕、アイアコスとの間にポーコスを生んだ〔ヘーシオドス『神統記』1005。アポロドーロス、3巻12・6。アントーニーヌス・リーベラーリス、38。〕。しかしアイアコスとの交わりを嫌い、アザラシに変じて海に身を投じた〔アポロドーロス、3巻12・6。〕。その後エジプト王プローテウスとの間にテオクリュメノス、テオノエー(エイドオー)を生んだ〔エウリピデース『ヘレネー』。〕。 プサマテーは息子のポーコスがペーレウスとテラモーンに殺されたため、後にペーレウスがトラーキア王ケーユクスのところに亡命していたとき、プサマテーは巨大な狼を送ってペーレウスの家畜を襲わせた。知らせを聞いたペーレウスはプサマテーが息子の死を忘れていないのだと考え、プサマテーに許しを乞ったが、プサマテーは許さず、テティスがペーレウスのために許しを乞ってようやく許した。しかし狼は家畜の殺戮をやめなかったため、プサマテーは狼を大理石に変えたという〔オウィディウス『変身物語』11巻。〕。 別の話では狼が現れたのはペーレウスがイーロスの息子エウリュティオーンを殺した後のことで、プサマテーとの関連は語られていない〔アントーニーヌス・リーベラーリス、38。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プサマテー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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