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プジョー・905は1991年のスポーツカー世界選手権(SWC)参戦用にプジョーが製作したプロトタイプレーシングカーである。 == マシン概要 == 905はプジョー初のグループCマシンであり、1991年より本格導入されるカテゴリー1(3.5リットル自然吸気エンジン、最低車重750kg、使用燃料総量規制なし)規定で製作された。 カーボンファイバー (CFRP) 製のシャーシは、ほぼF1化されている。モノコックにはノーズコーンが存在し、コックピットのサイドシルをドライバーの肩付近まで上げたためドアがなく、ドライバーはガルウィング式に開く側窓からコックピットに乗り込む。製造は航空機メーカーのダッソー。 エンジンは自然吸気3.5リットルの80度V型10気筒。内径φ91mm×行程53.8mmのショートストロークタイプ。 トランスミッションは縦置き6段。サスペンションはダブルウィッシュボーン。 ラジエーターはコックピットの両側にあり、フロントカウルからダクトを通して吸気している。 1991年シーズン用に各部軽量化、エンジン及びギアボックスの改良、パワーステアリングの装備などが行われた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プジョー・905」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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