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プトゥン(チベット語: བུ་སྟོན་རིན་ཆེན་གྲུབ་, ワイリー方式: Bu-ston Rin-chen Grub, プトゥン・リンチェン・ドゥプ、1290年-1364年)とは、チベット仏教の学者。プトンとも。 == 生涯 == トプ翻訳官ヤンツェワ・リンチェンセンゲに師事する。 シガツェ近郊のシャール寺の住職を務めた〔金子「プトン」『アジア歴史事典』8巻、149頁〕。 ナルタン寺が所蔵していた仏教経典をシャール寺に取り寄せて新訳経典を増補し、カンジュール(カンギュル、仏説部)、テンジュール(テンギュル、論疏部)に分類し、目録を作成した。プトゥンは特にテンジュールの編集に注力した〔スネルグローヴ、リチャードソン『チベット文化史』、222頁〕。 プトゥンの弟子たちは新しいサキャ派の支派を創始し、彼らはプトゥンが身を置いたシャール寺にちなんでシャール派と呼ばれた〔スネルグローヴ、リチャードソン『チベット文化史』、237頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プトゥン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Buton Rinchen Drub 」があります。 スポンサード リンク
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