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プライバシーモードとは一部のウェブブラウザに搭載されている、履歴などプライバシーに関わる情報を保護する(ウェブサイト閲覧後に記録を自動で削除する)機能の総称。アダルトサイト閲覧に適した機能(英語では俗称ポルノモード)とも言われる。 通常、ウェブブラウザは履歴と共に画像、テキスト、ビデオなどをキャッシュに格納している。プライバシーモードはこれらの履歴データやCookie、Flash Cookie(Flash Player 10.1以降がインストールされた環境のみ)などを保存せずにブラウジングを行う機能である。選択されたセッションの間のみ、これら履歴情報の保存を無効化する。このため通常と同様のウェブ閲覧は可能だが、閲覧を終えた後で履歴やキャッシュは削除され、閲覧したサイトの情報を調べることはできなきくなる。ただし、企業や公共施設などに設置されたサーバー側では(私的な利用を禁止および監視するよう)IPアドレスの判別などで閲覧したサイトと日時が記録されるため、この機能はユーザーの端末側でプライバシーを保護する効果しかない。 プライバシーモードが最初に提供されたのは、2005年である。Mac OS X v10.4にバンドルされたSafariにプライバシー機能として実装された。〔その後他のブラウザでも同様の機能が実装され、2008年頃には報道機関とIT系ウェブサイトの主導でInternet Explorer 8のベータ版にもプライバシーモードが実装された。 プライバシーモードを使用した場合、ブラウザの履歴保存設定を無視してセッション終了後にすべての閲覧データを削除する。しかしSilverlightのようなプラグインでは、特定のCookieを保持することも可能である。 == 対応ブラウザ == プライバシーモードはブラウザによって異なる名称がつけられている。また、プライバシーモードがタブ単位で適用されるかウインドウ単位で適用されるかなどはブラウザによって異なる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プライバシーモード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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