翻訳と辞書 |
プラケリアス
プラケリアス (''Placerias'') は中生代三畳紀後期ノール期の2億2,100万 - 2億1,000万年前に生息していた草食単弓類(旧「哺乳類型爬虫類」)の絶滅した属。単弓綱・獣弓目・異歯亜目・ディキノドン下目に属する。カンネメエリア科の最後期のメンバーの一つであり、かれらが絶滅したことで、現オーストラリアに存在した僅かな遺存種〔ThulbornとTurnmer (2003) / 平山廉 『カメのきた道』 116頁〕を除いて、ディキノドン類は姿を消している。 == 形態 == 最大で体長約3.5m〔『よみがえる恐竜・古生物』 68頁〕、体重は1tを超すとされる。首や四肢は頑丈であり、胴体は樽型であった。ディキノドン類の特徴の一つとして発達した牙が挙げられるが、この属では上顎犬歯が縮小した代わりに顎骨が前下方へと突出、置き換わっている。カンネメエリア科全体に顎骨が突出する傾向があったが、犬歯と置き換わったのはこの属のみである。しかし、何故こういった進化が起きたのかは不明である〔『哺乳類型爬虫類 : ヒトの知られざる祖先』 180 - 181頁〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プラケリアス」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|