|
プラザホテル(Plaza Hotel)は、アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン区にある高級ホテル。 ==概要== 1907年に建築された。セントラルパークの東南の角に位置し、正面玄関は広場(名前の由来となったグランド・アーミー・プラザ)を介して5番街に面する。1943年にヒルトンが購入したのち、1955年にレストラン・チェーンのチャイルズが購入〔New York: The Plaza Hotel Commercial Observer, Oct. 14, 2014〕。フレンチ・ルネッサンス・スタイルの建物は1969年にニューヨーク市歴史建造物保存委員会のランドマークに指定され、1986年にはアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定された。1988年にドナルド・トランプが購入したが、1995年に投資家のトロイ・リチャード・キャンベルに売却し、2004年にイスラエルの不動産企業El-Ad Groupが購入し、2008年にフェアモント・ホテルズ・アンド・リゾーツの運営でホテル営業を再開した。2012年にはインドの大富豪サブラタ・ロイ(Subrata Roy)が75%の株を保有したほか、サウジアラビアの王族アル=ワリード・ビン・タラールも株主である。ロイは、2014年に投資家への未払いにより逮捕され、プラザホテルを含む株の売却を検討している。 映画『裸足で散歩(Barefoot in the Park)』(1967年)、スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』や『ホーム・アローン2』など、様々な作品に登場する。また、1970年4月24日、訪米中だった中華民国総統の蒋経国が狙撃されるという暗殺未遂事件の舞台になったのもこのホテルである。 1985年9月に、このホテルで行った先進5ヶ国会議で決定されたドル安政策が「プラザ合意」である。 ニューヨークにあるイスラエル系の不動産会社が所有した際に改装工事のため、2005年5月より休業中であったが2008年3月1日より営業再開された。 再開後は高級コンドミニアムが主体の構成となり、ホテル部分は大幅に削減された。特にセントラルパークを望む北側部分に関しては、その多くがコンドミニアムに変更され、分譲販売された為、客室でセントラルパークを正面に眺められる部屋は殆どない。レギュラールームでは皆無である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プラザホテル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|