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プラスチック爆薬(プラスチックばくやく、plastic explosive)とは可塑性を持つ混合爆薬のことでC-4やセムテックスなどがある。 日本国の法律に基づく名称では「可塑性爆薬」と呼称する。 == 概要 == 第二次世界大戦中にアメリカ軍が開発。名称のプラスチック(plastic)とは合成樹脂のことではなく原義の「可塑性」を意味し、粘土のように容易に変形できることが特徴である。 小分けや変形により爆発のコントロールが容易である事から、周囲に影響を与えずに限定された対象を爆破する目的に適しており、主に既存構築物の破壊のために使用される。壁に円形に配置して爆破させて穴を開けたり、柱に孔を開けて爆薬を仕込んで爆破して切断するなどの方法が取られる。 迅速な陣地構築の必要がある工兵にとって不可欠な装備であり、近年では武装勢力による自爆テロ等に多用されることで知られる。また民間でも建築物の爆破解体に用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プラスチック爆薬」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Plastic explosive 」があります。 スポンサード リンク
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