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プラチナ・ジャズ : ウィキペディア日本語版
ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード〜

ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ ~アニメ・スタンダード~ (Rasmus Faber presents Platina Jazz 〜Anime Standards〜) は、ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ演奏によるアニメソングジャズカバーアルバム2009年以降、ビクターエンタテインメントより5作 (Vol.1 - 5) が発売されている。
== 概要 ==
「アニメソング(またはアニメサントラ)のジャズカバー」というコンセプトはビクター側が企画したもので、『妖怪人間ベム』や『ルパン三世』といった1960~1970年代のアニメ作品にジャズが関係していた、という点から始まっている〔『ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード Vol.1〜』CDライナーノーツ〕。制作に関しては、スウェーデン出身の気鋭ハウスプロデューサー、ラスマス・フェイバーにプロデュースを依頼した。ジャズピアニスト出身のラスマスは、幼い頃から日本のアニメ音楽にも親しんでおり〔"RASMUS FABER ". TOWER RECORDS ONLINE.(2009年12月2日)2013年1月28日閲覧。〕、本盤の趣向にふさわしい音楽家であった。ラスマスは「どちらのファンにも楽しめる、オリジナルに忠実で、全曲リアルでタイムレスなジャズにしようと試みたんだよ〔」と語っている。
選曲については「日本独特の旋律の素晴らしさを最大限に引き出す」ことをテーマに、100曲以上の候補曲の中から厳選した〔"アルバム解説 ". ビクター・エンタテインメント. 2013年1月24日閲覧。〕。対象は新旧問わず、聴きなじみのある名曲から通好みなナンバーまで幅広い。
演奏メンバーにはスウェーデン国内の実力派ジャズ・ミュージシャンが集まった。ラスマスが「ビル・エヴァンスの再来」と評価するマーティン・パーソン(ピアノ)と、マーティン・ホーパー(ベース)、オーラ・ボッゼン(ドラムス)から成るピアノトリオを中心として、ブラスセクションやストリングスセクションを加え、ラスマスの父親であるバリトン・サックス奏者グンナール・ベリィステーンも参加した。収録はかつてABBAが使用したことでも知られるストックホルムのアトランティス・スタジオで行った。
また、ボーカルトラックでは、ラスマスのヒットシングル"Ever After"や"Are You Ready"で共演したエミリー・マクイーワンをフィーチャーしている。『はじめてのチュウ』を歌うニクラス・ガブリエソンの本業はドラマーだが、フランク・シナトラのカバーバンドをリードしている美声の持ち主である〔『ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード Vol.2〜』CDライナーノーツ〕。
アルバムジャケットのアートワークは『OVERMANキングゲイナー』や『交響詩篇エウレカセブン』のキャラクターデザイナーである吉田健一が手掛けている。
2014年11月19日には、演奏曲の中から人気のある13曲をセレクトした『プラチナ・ジャズ - アニメ・ヒット・セッションズ』(VICP-65273)が発売された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード〜」の詳細全文を読む



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