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プラトン全集(, )とは、プラトン名義の著作を集成した全集叢書。 ==歴史== ===トラシュロスの四部作(テトラロギア)集=== 今日の「プラトン全集」の原型を作ったのは、紀元前1世紀のエジプト・アレクサンドリア出身の文法学者で、ローマ帝国2代目皇帝ティベリウスの廷臣だったトラシュロスである。彼は当時伝わっていたプラトンの著作群の中から真作と考えた36篇を抜き出し、ギリシア悲劇の四部作形式(悲劇三部作+サテュロス劇)にならい、以下のように、9編の4部作(テトラロギア)集にまとめた〔『ギリシア哲学者列伝』3巻56-62〕。 #『エウテュプロン』『ソクラテスの弁明』『クリトン』『パイドン』 #『クラテュロス』『テアイテトス』『ソピステス』『政治家』 #『パルメニデス』『ピレボス』『饗宴』『パイドロス』 #『アルキビアデスI』『アルキビアデスII』『ヒッパルコス』『恋敵』 #『テアゲス』『カルミデス』『ラケス』『リュシス』 #『エウテュデモス』『プロタゴラス』『ゴルギアス』『メノン』 #『ヒッピアス (大)』『ヒッピアス (小)』『イオン』『メネクセノス』 #『クレイトポン』『国家』『ティマイオス』『クリティアス』 #『ミノス』『法律』『エピノミス』『書簡集』 現在はこの内の何篇かは明らかな偽書と判断されているものの、現在出版されている「プラトン全集」のほとんどは、このトラシュロス版「プラトン全集」の枠組みに準拠した刊行を続けている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プラトン全集」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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