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プリムス・ロードランナー : ウィキペディア日本語版
プリムス・ロードランナー
ロードランナーRoad Runner)はクライスラー社のプリムスブランドから販売された自動車である。当時ブームに乗って高級化して行ったマッスルカーを、若年層を呼び戻すために徹底したコスト削減を行い販売価格を安価な設定に戻したことが特徴であった。
==概要==
1960年代後半、当時ブームとなっていたマッスルカー達は本来比較的安価な価格設定であったが、多くのオプションが追加されることで高級、高価格となっていき、それぞれのルーツとなった車から独立していった。それに伴い、マッスルカーは若年層には手の届かない存在へと変貌を遂げつつあった。プリムスはGTXというハイパフォーマンス車をラインナップしていたが、ブランドカラーからは外れた価格帯であり、そのため販売が伸び悩んでいた。プリムスは若者向けに400mを14秒の速さで走ることができ、3000ドルより安価な価格で販売できる車を欲していた。彼らは基本に戻って独創的なスポーツカー概念を生まれ変わらせることに決めた。
このような経緯を経て誕生したのがロードランナーであった。プリムス内での位置づけとしてはハイエンドモデルのベルヴェデアとエントリーモデルのサテライトの間を埋めるマッスルカーとして企画された。
徹底したコスト削減を行い、ベースモデルで2,980ドルという価格で販売されたロードランナーは目論見どおり大ヒットした。ロードランナーの成功はより高級なGTXをも追い越し、やがてプリムスのラインナップに混乱を起こさせることとなる。
しかしオイルショック等を経てマッスルカーブームが沈静化すると淘汰されていき、最終的にロードランナーは単なるパッケージ・オプションとなり、1980年代初頭にはラインナップから消えた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「プリムス・ロードランナー」の詳細全文を読む



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