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プリンス・セミアン・フィルダー(Prince Semien Fielder, 1984年5月9日 - )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州オンタリオ出身のプロ野球選手(一塁手)。現在は、MLBのテキサス・レンジャーズに所属している。 父は2年連続でアメリカン・リーグ本塁打王を獲得した元大リーガーのセシル・フィルダー。 == 経歴 == === アマチュア時代 === 1984年5月9日、カリフォルニア州オンタリオで生まれた。5歳の時、父のセシルが阪神タイガースでプレーしていたこともあり、僅か1年だが日本に在住経験がある。この時父に連れられて球場によく出入りしており、実際に試合前、打撃練習をさせてもらったこともある。初めて野球に触れたのがこの頃であるが、幼いながらもパワー溢れる打撃を見せ付け、当時の阪神コーチや球団関係者から「これが5歳児のバッティングか」「将来はプロ野球選手か」と賞賛の声を挙げられる〔1989年当時のスポーツ紙各紙(大阪版)、2010年12月16日付日刊スポーツ1面(大阪版)。〕。2010年12月、MLBのアンバサダーとして21年ぶりに訪日した際、「将来は日本でもプレーしたい」と語っている〔「日本でプレーするのは楽しそう」ブルワーズのフィルダーが都内の中学校を訪問 - スポーツナビ、2010年12月15日閲覧。〕。 父から「右投手が多いから有利」と言われるままに左打ちを練習し、これが父のしてくれた最高の教えだと語っている〔安部寛子「MLB TALK SHOW プリンス・フィルダー 」『スラッガー』2006年9月号、日本スポーツ企画出版社、2006年、雑誌15509-8、67-69頁〕〔2010年12月16日付日刊スポーツ1面(大阪版)には、試合前の横浜スタジアムで阪神のユニフォーム姿の父に指導を仰ぎながら左打席で打撃練習に取り組んでいた5歳当時のプリンスの写真が掲載されている。〕。 12歳の時には、当時父が所属していたデトロイト・タイガースの本拠地タイガー・スタジアムで父と一緒に打撃練習し、2階スタンドに打球を放り込むという親譲りのパワーヒッターぶりを見せたという伝説がある〔『白夜ムック277 野球小僧 世界野球選手名鑑2007』、白夜書房、2007年、ISBN 978-4-86191-246-7、257頁。〕。ただしこの伝説は本人が2007年にFOXスポーツのインタビューで否定した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プリンス・フィルダー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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