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プリンセス・ロイヤル(Princess Royal〔The Royal Family: Royal Titles. "Style and Title of the Princess Royal." - Royal.gov.uk Retrieved 16 June 2008.〕 )は、イギリス国王または女王の長女に与えられる称号。出生と同時に自動的に与えられるのではなく、慣例として与えられる称号である。 ==概要== この称号は生涯使用され、称号を授けられた王女の存命中は、代替わりした国王に王女がいてもプリンセス・ロイヤルの称号を名乗ることはない。特に現女王エリザベス2世については、叔母にあたるメアリー王女が1965年に死去するまでプリンセス・ロイヤルを名乗っていたため、プリンセス・ロイヤルの称号を受けることがなかった。現時点まで、7人のプリンセス・ロイヤルが存在した〔Frequently Asked Questions for Alt.talk.royalty: "Who were the princesses who bore the style 'Princess Royal'?" - Heraldica.org Retrieved 16 June 2008.〕。現在のプリンセス・ロイヤルは、エリザベス2世の長女アンである。 この称号は、フランス王女でチャールズ1世の妃であったヘンリエッタ・マリアが、自分の長女メアリー・ヘンリエッタ(のちにオラニエ公ウィレム2世妃となる)に、母国フランスで国王の長女に与えられる称号マダム・ロワイヤルに倣った称号を与えて欲しいと願ったことで創設された。称号は王家の認証状(Warrant)で授けられ、特許状(Letters Patent)によって授けられるのではない。 プリンセス・ロイヤルの称号は、在位している君主の判断で授けられる。ジェームズ2世の長女メアリー2世、そしてジョージ1世の一人娘ゾフィア・ドロテアは、プリンセス・ロイヤルの資格があったが、2人とも授けられていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プリンセス・ロイヤル」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Princess Royal 」があります。 スポンサード リンク
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